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注意点と心得
尿療法は、無害で高い健康促進効果が望める健康法であり、病気の治療法です。 でもその尿療法も万能ではありません。 尿さえ飲んでいればどんなに不摂生な生活をしていても大丈夫、ということではありません。

1) 健康は日常の積み重ねです。 尿療法を始めても、良い結果が得られない事があります。 病気が進行してしまってから慌てて尿療法を初めても、病気の方の勢いが強ければ治す事ができません。 末期癌が奇跡の様に消えてしまったという事例も数多くあるようですが、尿療法を行えば、すべての人に奇跡が起きて末期の病気が治ってしまうわけではありません。 病気の予防が最も大切です。
*まだ年齢の若い子や、特に疾患のない健康なわんちゃんにも、予防のために尿を飲ませてあげましょう。
2) 精神、肉体のどちらの面においても、病気の原因が個人の生活習慣にある場合、いくら尿を飲んだとしても、病気の原因を作っている悪い生活習慣を改めない限り、病気は治りません。 尿を飲んでさえいれば、どんな不摂生をしていても病気が治る、病気に罹らないという訳ではありません。
*わんちゃんの食事の内容や量に気を配ったり、お菓子を食べさせ過ぎないように気をつけたり、定期的に適切な運動をさせる、コミュニケーションをするなど、日常の生活習慣に気をつけてあげましょう。
3) 長期間、尿を飲み続けても蓄積による害はありません。 尿療法は生涯続けるべきであり、一つの病気が治ったからと言って尿療法をやめてしまうべきではありません。 予防の為、また病気の再発を防ぐ為に根気よく続ける事が大切です。
*これは人間の側の意識の問題ですね。「面倒臭い」を克服しましょう。
4) 尿は個人情報ですので、自身の尿を飲む事で最大の治療効果が得られます。本人以外の尿を飲んでも、自尿を飲んだ時ほど高い効果が得られない事が、実験によって実証されています。
5) 感染症に罹っていて、尿に細菌類が混じっている場合や、投薬中でも、尿を飲んでも大丈夫です。 但し、膀胱炎や腎盂炎など、または性病などにより尿道に細菌感染がある場合は、点眼や点耳は禁止です。 投薬中の点眼も大事を見て、しばらく中止しておいた方が安全かと思われます。
6)尿は排出された直後から雑菌の繁殖が始まります。 採取後はできるだけ早く飲みましょう。 ただし、湿布などに使用する場合は、数日経った古い尿の方が効果が高いとされています。