top of page

飲尿療法

すべての病気に対する基本療法です。 毎日、朝一の尿を採取して飲みます。 そのまま飲めない子は食事に混ぜて飲ませます。

Ingestion Therapy.jpg

清潔な容器にわんちゃんの尿を採取します。 朝一のオシッコが理想的です。 

採取した尿は一部をタッパーウェアなどに入れて、外用として冷蔵庫で保存するのも一つです。 尿を直接飲んでくれる子はそのまま飲ませれば良いのですが、嫌がる子はご飯に混ぜて与えます。 アイリス(写真の子)は尿だけでは飲んでくれないので、スープに混ぜて毎朝飲ませています。 スープと混ぜると嫌がらずに全部飲んでくれます。 肉汁や肉と野菜のスープはお腹に優しく、水分補給にも役立つので便利です。

水溶性プロポリスを尿に混ぜると尿の臭いが消え、効果が非常に早まるとされています。 ただ、わんちゃんは蜂のプロダクトにアレルギーを持つ子が多くいるようなので、内服には注意が必要です。 少量から試してみるのも一つですが、大事をとるなら尿だけでも良いと思います。 プロポリスは尿の匂いは消すものの、独特の香りがあるので嫌がる子も多いのではないかと思います。 

 

ラムちゃんは膀胱炎のバクテリアが沢山入った尿を飲み続けていました。 一時的に便が少し柔らかくなりましたが、それで体調が悪くなった様子はなく、最終的に便は健康な状態に戻りました。 中尾良一医師の本にも、自院に通院していた淋病患者が、淋菌が沢山漂っている自身の尿を飲み続けた結果、1週間で淋病が完治した事例が書かれています。 

 

「菌が入り込むことは尿療法にとって大切なことです。なぜならそこに細菌性の病気があるという情報を尿に与え、再度尿を飲むことで、そこを治すように身体に伝えることが出来るからです」とも記されています。           

 

私の経験からも、身体の中から排出された細菌を含んでいる尿を飲んでも、身体に害はないと想定されますが、それ以外のすべての事例に関して同様かどうかはわかりません。 例えば、誤って化学薬品などの毒を飲み込んでしまった場合など。 状況に応じての判断が必要かと思われます。 

また、投薬中に尿を飲んでも構いません。 

bottom of page